今季MVPは大谷翔平かジャッジか… エンゼルス監督代行や選手の“意見”は?

エンゼルスの大谷翔平(左)とヤンキースのアーロンジャッジ【写真:ロイター】
エンゼルスの大谷翔平(左)とヤンキースのアーロンジャッジ【写真:ロイター】

「LAタイムズ」はネビン監督代行やフレッチャーら3選手の意見を紹介

 エンゼルスの大谷翔平投手か、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手か――。ア・リーグの今季MVPは2人のうちどちらかであろうという声が高まり、様々な意見が出ている。米紙「ロセンゼルス・タイムズ」はエンゼルスのフィル・ネビン監督代行の他、3選手の意見を紹介。それぞれが、大谷がいかに優れた選手であるかを語っている。

 アンドリュー・ベラスケス内野手は「オオタニがやっていることは誰にも真似できない。ジャッジがやっていることは誰かが真似できると言ってるわけではないけど。だからこそこの2人が(MVPを)争っている」と語る。さらに「最後の最後までどうなるかわからないんじゃないかな。僕が思うに、MVPを受賞するためには、ジャッジは歴史的偉業を達成しないといけないんじゃないかな。彼は既にそんな感じのことをやっているけどね。だけど、オオタニは毎日のように、歴史的にすごいことをしてるから」と続けた。ブロンクスの出身の28歳は昨年、ヤンキースでプレーしている。

 2018年から昨年までヤンキースの三塁コーチを務めたネビン監督代行は「どちらかを選ぶのは難しいね。2人とも好きだよ」とし、「ただ、我々の男(オオタニ)と同じことができる選手は他にいないよね」と述べている。

 また、パトリック・サンドバル投手は「確かに、ジャッジはとんでもないシーズンを送っている。ホームランを多く打ち、OPSもすごく高い。だけど(打撃に関しては)ショウヘイもやってるし、エリートレベルでピッチングもしている。大した議論は必要ないと思う」と語る。さらにデビッド・フレッチャー内野手も「ショウヘイは投打でプレーしているので、彼以上の価値も生み出すことは難しいと思うよ」と主張している。同じチームでプレーしているからこそ、大谷の凄さがより分かるのかもしれない。

(Full-Count編集部)

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