まさか? ついに? 2軍降格のソフトバンク攝津、不振の要因は…
開幕から本調子と言い難かった投球内容
まさか、というのか、ついに、というのか。ソフトバンクの攝津正投手が、13日に出場選手登録を抹消された。09年にプロ入りし、2年連続で中継ぎとして70試合以上に登板。11年からは先発で4年連続2桁勝利を挙げてきた右腕が自身初めて、不振での2軍降格となった。
12日の広島戦(ヤフオクD)が再調整への決定打となった。2回2死一塁から、7番の田中広輔に先制の2ランを被弾。3回1死二、三塁でシアーホルツの遊ゴロの間に1点を失うと、4回1死で6番の鈴木誠也に左翼席へのソロを浴びた。3イニング連続で失点し、6回にも、味方の失策絡みで1失点。6回5失点でKOされた。
今季の攝津は、開幕から本調子とは言い難い投球だった。4年連続の開幕投手を託され、この日まで12試合に登板。その投球成績は以下の通りだ。
3月27日●ロッテ(ヤフオクD) 8回 6安打1四球1死球2失点(自責0)
4月3日○西武(西武プリンス) 7回 7安打3四球3失点(自責3)
4月11日○日本ハム(鹿児島) 7回1/3 7安打3四球2失点(自責2)
4月18日●ロッテ(QVC) 5回2/3 9安打4四球8失点(自責2)
4月25日●西武(ヤフオクD) 6回1/3 8安打2四球1死球4失点(自責4)
5月2日●オリックス(京セラD) 8回 9安打1四球4失点(自責4)
5月9日-楽天(ヤフオクD) 7回 9安打1死球2失点(自責2)
5月16日○西武(ヤフオク) 7回 7安打1四球4失点(自責4)
5月22日-日本ハム(札幌D) 6回 6安打3四球3失点(自責3)
5月29日○ヤクルト(ヤフオクD) 6回 5安打4四球4失点(自責4)
6月5日-巨人(東京D) 4回2/3 4安打6四球4失点(自責4)
6月12日●広島(ヤフオクD) 6回 6安打1四球5失点(自責4)