27号含む4安打も空砲…大谷翔平の打棒爆発も勝てぬエ軍に痛烈皮肉「素晴らしい」

大谷が27号を含む4安打4打点もチームは7-11で敗れた

■マリナーズ 11ー7 エンゼルス（日本時間18日・アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手は17日（日本時間18日）、本拠地でのマリナーズ戦に「2番・指名打者」で出場。9回の第5打席でメジャー通算120本塁打となる27号を放つなど、5打数4安打4打点をマークした。しかし、チームは7-11で敗れて3連敗。米メディアは「ショウヘイは4安打を決めたが、それでも敗北」と嘆いている。

　大谷は初回に右前打、5回に中前適時打、7回に右翼線適時三塁打と安打を連ね、9回には27号2ランを左中間に運んだ。1試合4安打は、サイクル安打を達成した2019年6月13日（同14日）の敵地・レイズ戦以来メジャー通算4度目。16日（同17日）の第2打席から最近8打数7安打と打ちまくっているが、勝利に結びつかなかった。

　この状況に米メディア「ジョムボーイ・メディア」の野球専門ポッドキャスト番組「トーキン・ベースボール」は公式ツイッターで「ショウヘイは本塁打と三塁打を含む4安打を決めたが、それでもヘイローズ（エンゼルスの愛称）はマリナーズに7-11で敗北」と伝えた。

　また、MLB公式サイトのエンゼルス番、レット・ボリンジャー記者が、大谷が4安打しても勝てないことを自身のツイッターで呟くと様々な反応が。米メディア「バースツール・スポーツ」のダン・カッツ氏は「完璧なショウヘイ/エンゼルスのツイートだ」と皮肉交じりに綴った。

　さらにニューヨークの放送局「SNY」のダニー・アブリアーノ氏は「ショウヘイ・オオタニは2023年以降はエンゼルスの選手にはならない。今オフにトレードになるか、来季終了後に他の球団と契約する。いずれにせよ、29球団のうちの1球団は、球界史上最もエキサイティングな選手の1人をもうすぐ獲得する」と記している。

（Full-Count編集部）