大谷翔平が10年ぶり珍事 4安打4打点でエ軍敗戦… 敵将ヒヤヒヤ「我々をよく打った」
サービス監督「我々を相手によく打っていた」
■マリナーズ 11ー7 エンゼルス(日本時間18日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地のマリナーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、5打数4安打4打点の大活躍を見せた。7回に右翼線適時三塁打を放ち、9回には4試合ぶり27号2ラン。しかし、チームは7-11で敗れて3連敗を喫した。
大谷の奮闘ぶりが虚しい。MLB公式サイトのポール・カセッラ記者によると、1人の選手が三塁打と本塁打を含む4安打4打点以上を記録して試合に敗れるのは通算2725安打、435本塁打のカルロス・ベルトランがカージナルスに所属していた2012年5月11日に記録して以来初めてだ。ベルトラン以降、同じ打撃内容を記録した選手のチームは26連勝中だったという。
2試合で7安打の猛打ショー。ポストシーズンへ負けられない戦いが続くサービス監督は「オオタニはここ数試合で我々を相手によく打っていた」とヒヤヒヤ。マリナーズ先発のカービーは3回の見逃し三振を振り返り、「ストライクゾーンを積極的に攻めた。シンカーをうまく投げられたと思う」と話した。トラウトが早ければ19日(同20日)の敵地・タイガース戦で復帰する見通しとなったが、“なおエ”が続いている。
(Full-Count編集部)