なぜ村上宗隆は最年少150号を打てた? OBが唸った“必然”…類稀なる「状況作り」

ヤクルト・村上宗隆【写真:荒川祐史】
ヤクルト・村上宗隆【写真:荒川祐史】

ヤクルト村上は6回に先制の46号3ラン、7回に47号ソロ

■ヤクルト 6ー3 DeNA(26日・横浜)

 ヤクルトは26日、敵地でのDeNA戦に6-3で勝利した。4番・村上宗隆内野手は、3試合ぶりとなる決勝の46号3ランで、史上最年少の150本塁打を達成。本拠地17連勝中だったDeNAを粉砕した一発を現役時代に阪神、ヤクルトなど4球団で計21年間捕手として活躍した野球評論家の野口寿浩氏は「能力だけでやっていない」と語る。

 やはり、決めたのは4番の一振りだった。両チーム無得点で迎えた6回無死一、二塁の場面で、打席には村上。DeNA・大貫が投じた7球目のスプリットを強振すると、打球は弾丸ライナーで右翼席に突き刺さった。さらに2点リードの7回には2打席連発となる47号ソロでトドメを刺した。

 若き主砲が放った通算150号。22歳6か月での到達は、22歳11か月の清原和博氏を抜いて史上最年少となった。試合を決めた主砲に野口氏は「試合を動かせたのも、ダメ押したのも村上。第1、第2打席は打ち取られたが、その後の打席が見事だった」と賛辞を送った。

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