「極端に言えば村上に失礼」 専門家が指摘するDeNAの本拠地17連勝が止まった1球
DeNA投手陣は村上に先制3ラン、ダメ押しのソロを浴びる
■ヤクルト 6ー3 DeNA(26日・横浜)
DeNAは26日、横浜スタジアムで行われたヤクルト戦を3-6で敗れ、本拠地での連勝が17でストップ。首位とのゲーム差は「5」に広がった。現役時代に阪神、ヤクルトなど4球団で計21年間捕手として活躍した野球評論家の野口寿浩氏は「首位争いをするチームとしては完全に無駄な失点だった」と、“ハマスタ神話”が崩壊した村上に浴びた決定的な一発に注目した。
先発の大貫が6回に力尽きた。先頭の山崎、山田に連打を浴び一、二塁のピンチを背負うと4番・村上に右翼席へ3ランを被弾。続く青木にも中前打を浴び、犠打で1死二塁となったところで降板となった。
5回まで走者を出しながらも粘りの投球を続けていた右腕に野口氏は「投げミスは許されないが、勝負を避けられない状況の中での失投。あそこは村上が一枚上だった」としつつ、その後に浴びた決定的なソロは「少し疑問符が残る」と指摘する。