大谷翔平、11勝目権利を持って降板 今季最多109球で7回9K無失点&11者連続アウトの快投

ブルージェイス戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
ブルージェイス戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

7回9奪三振2安打無失点、防御率2.67

■ブルージェイズ ー エンゼルス(日本時間28日・トロント)

 エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地・ブルージェイズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場し、7回9奪三振2安打無失点に抑えた。今季最多109球の力投で11勝目の権利を持って降板した。防御率2.67。最速99.6マイル(約160.3キロ)。

 今夏のオールスター戦に初選出された右腕マノアとの投手戦となった。初回2死一、二塁のピンチを切り抜け、2回は3者連続三振。3回2死二塁ではカークを99.6マイルで見逃し三振に仕留めた。3回2死二塁から11者連続アウトの快投。1点リードの7回1死一塁ではチャップマンを空振り三振、タピアを中飛に仕留めた。

 初回1死一塁の打席では四球を選んで出塁。同一、二塁にチャンスを広げたが、得点にはつながらなかった。3回2死は空振り三振。6回無死一、二塁では平凡な投ゴロ。1度は投ゴロ併殺打と判定されたが、チャレンジでセーフに覆した。続くレンヒーフォの先制打を呼び込んだ。

 今季の投球回数は128回。今後は中5日の登板間隔で回り、残り6登板で平均6回を投げれば、メジャー初のシーズン規定投球回(162)をクリアする。

(Full-Count編集部)

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