大谷翔平のヤンキース電撃移籍は? ジャッジ再契約が最優先も…番記者が語る本気度と起用法
ヤンキースは今夏にエンゼルスへ大谷トレードを打診「よっぽど欲しかった」
エンゼルスの大谷翔平投手が8月31日(日本時間9月1日)、本拠地・ヤンキース戦の6回に逆転30号2ランを放ち、2年連続MVPへ猛アピールした。大谷について、今夏のトレード獲得を真剣に狙っていたとされるヤンキース。果たして、その本気度はどうだったのか。そして将来的にピンストライプに身を包む可能性は? MLB公式サイトのヤンキース番、ブライアン・ホック記者に聞いた。
米メディアによると、ヤンキースはパドレス、ホワイトソックスと共に大谷のトレードを打診。本格的なオファーを出したものの、結局はエンゼルスのアート・モレノ球団オーナーがトレード放出を拒否したと伝えられている。ヤンキースを第一線で取材するホック記者は、球団フロントの本気度を肌身で感じていたという。
「ヤンキースは非常に真剣でした。日本からメジャーへ挑戦した時も球団は獲得の準備をしていたので、よっぽどオオタニが欲しかったということです。(エンゼルスへ入団したが)オオタニならニューヨークでもうまくフィットする。ヤンキースは本気で思っていたということです」
8月下旬に入り、エンゼルスのモレノ球団オーナーが球団売却を検討していると発表。チームの抜本的な再建のため、「大谷をトレードに出すのでは」との報道が出ている。ヤンキースが再び名乗りを上げるのか注目されるが、このオフに“大仕事”が控えている。大谷と熾烈なMVP争いを繰り広げるアーロン・ジャッジ外野手との再契約だ。