「どうしてこんなに美しい」 “動→静→動”の3秒美技は「は、うますぎだろ」
巨人・吉川尚輝が先制ピンチで見せた流れる美技
■阪神 ー 巨人(4日・甲子園)
巨人の吉川尚輝内野手が4日、華麗な美技で失点を防ぎ、敵地をため息に包んだ。甲子園球場での阪神戦。抜ければ先制点を許す難しいゴロを“急停止キャッチ”。流れるようなスローにファンは「どうしてこんなに美しいのか」「は、うますぎだろ」と見惚れた。
両チーム無得点の3回2死一、三塁のピンチで、阪神・近本の打球が二遊間に転がった。外野に抜けるかと思われ、場内は沸き立つ。しかし、二塁の吉川が猛ダッシュで滑り込んで捕ると、全く無駄のない動きで二塁を封殺。いとも簡単にアウトを奪ってみせた。
今季こそ広島・菊池涼介の牙城を崩してゴールデングラブ賞の受賞が期待される巨人の名手。わずか3秒の芸術美技を「DAZN」公式ツイッターが映像で速報。ファンからは「捕る、投げる……全てが芸術だ」「尚輝たまらん!」などと絶賛コメントが寄せられている。