大谷翔平、今年も“クアドラプル100”見えた 102打点ペース、2年連続ギネス記録も
7戦10打点でリーグ4位の85打点、投打4部門の100超えへ視界良好
■エンゼルス 10ー0 タイガース(日本時間6日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地のタイガース戦で「3番・指名打者」で先発出場し、今季6度目のマルチ本塁打をマークした。3回に右中間31号2ランを放つと、7回に左中間32号ソロ。3安打3打点の活躍でメジャー通算500安打に到達し、今季最高の打率.270に上げた。
ヤンキース・ジャッジとのMVP争いへ猛チャージだ。7戦5発とアーチ量産態勢。7戦10打点の稼ぎっぷりで、85打点でリーグ4位に浮上した。さらにシーズン102打点ペースに。すでに投球では136回、181奪三振を記録し、打撃では130安打をマーク。100打点超えなら計4部門での「クワドラプル100」達成となる。
満票MVPに輝いた昨季は130回1/3、156奪三振、138安打、103得点、100打点と投打5部門での「クインティプル100」を達成。この快挙は、シーズン後に球宴二刀流と共にギネス世界記録に認定された。
今季はここまでリーグ5位タイの78得点で、シーズン93得点ペース。ダブル規定到達、あと19奪三振に迫った「30本塁打&200奪三振」の史上初の偉業はもちろん、自ら作ったギネス世界記録に迫れるか。「ボールを見ている感じとか、打っている感じもいいと思うので。継続して頑張りたいなと思います」との言葉に偉業を期待したくなる。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)