大谷翔平、米自己最速163.2キロに手応え「いいこと」 右手マメ降板は「球速が影響」
3回ピンチで米自己最速163.2キロで空振り三振を奪う「出すべき時に出る」
■エンゼルス 6ー1 アストロズ(日本時間11日・ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、敵地・アストロズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場し、今季12勝目を挙げた。5回7奪三振6安打1失点と好投したが、6回の投球練習中に異変を訴えて緊急降板。球団は降板理由について「右手中指のマメ」と発表した。
メジャー自己最速は4点リードの3回2死二、三塁だった。タッカーを2球で追い込んで3球目。真ん中高めへのフォーシームは、101.4マイル(約163.2キロ)を計測した。空振り三振。チーム139試合目。シーズン終盤で記録したメジャー自己最速に、確かな手応えを口にした。
「決めるべきところで、いいところで三振を取れている球がいいというのはいいことじゃないかなと思う。単純にスピードが出る、出ないとかいうところではなく、出すべき時に出るっていうのもそうですし、投げるべきところに投げるというのもそう。シチュエーションによって、そういう球が行くというのは実戦の中では有効だと思います」
6回の投球練習中に右手中指のマメを訴えて降板となった。「しっかり球速が出ている影響かなと思っています。スピードがマメに影響しているって感じですかね。数字が出ているということはそういうこと」と語った。
(Full-Count編集部)