大谷翔平が日米通算800安打　先制34号2ラン＆エンタイトル二塁打、5試合ぶりマルチ

登板翌日弾は今季7発目、日米通算501打点に

■アストロズ ー エンゼルス（日本時間12日・ヒューストン）

　エンゼルスの大谷翔平投手は11日（日本時間12日）、敵地・アストロズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、初回の第1打席で3試合ぶりとなる先制34号2ランを放った。3回のエンタイトル二塁打で5試合ぶり今季35度目のマルチ安打をマークし、日米通算800安打に到達した。

　豪快なアーチは初回無死三塁だった。右腕ガルシアの外角低めカーブをすくい上げて先制34号2ラン。打球速度100.5マイル（約161.7キロ）、飛距離388フィート（約118.3メートル）、角度31度。リーグの本塁打ランキングでは2位のトラウトに並び、この一発で日米通算501打点とした。また、シーズン39発ペースに。2年連続40本塁打の大台到達も見えてきた。登板翌日は今季7本目のアーチとなった。

　3回先頭ではエンタイトル二塁打を放った。ガルシアの内角フォーシームを中越えへ打ち返した。マルチ安打は今季35度目。NPB時代の296安打と合わせて日米通算800安打とした。

　前日10日（同11日）の同戦では「3番・投手兼DH」で投打同時出場し、今季12勝目を挙げた。メジャー自己最速101.4マイル（約163.2キロ）を記録し、5回7奪三振6安打1失点と好投。しかし、6回の投球練習中に右手中指のマメの影響で緊急降板していた。その不安を払拭する活躍だった。

　この日、フィル・ネビン監督代行は次回登板は予定通り17日（同18日）の本拠地・マリナーズ戦になる見通しを示した。バットでカード勝ち越しへ導きたい。

（Full-Count編集部）