大谷翔平は「一生に一度しか出会えない選手」 ジャッジも知る同僚が見たMVPレース

エンゼルス・大谷翔平(右)とアンドリュー・ベラスケス【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平(右)とアンドリュー・ベラスケス【写真:Getty Images】

7奪三振12勝の翌日、34号2ランの大活躍をMLB公式が取り上げた

 エンゼルスの大谷翔平投手は、10日(日本時間11日)のアストロズ戦で先発マウンドに上がり、5回1失点の好投で今季12勝目を挙げた。さらに翌11日(同12日)の同カードでは初回に34号2ラン。投打に渡る大活躍を、MLB公式サイトが「オオタニは2年連続MVPを勝ち取る根拠を示し続けた」と大絶賛だ。

 記事は「オオタニは土曜日の試合ではマウンドに立ち、5回を7奪三振、被安打6本、1失点という内容でMVP獲得に向け強力にアピールした。この7個で今季奪った三振は188となり、ア、ナ両リーグで史上初となる“投手として200奪三振、打者として30本塁打”にまた一歩近づいた」と報じている。

 さらに、大谷が夏以降新たな武器としている“ターボシンカー”が、この登板ではキャリア最速となる101.4マイルに達したことと翌日の34号本塁打を紹介。「さらにすごいのは、土曜日に右手人差し指にマメができて、早期降板した後にやってのけたことだ」とした。

 アーロン・ジャッジ(ヤンキース)とのMVPレースでも「オオタニのスタッツ(成績)は、MVPの投票者に対し“説得力があるもの”になってきている」としている。

 さらに昨季はヤンキース、今季からエンゼルスでプレーし、大谷とジャッジの双方を間近で見てきたアンドリュー・ベラスケス内野手の言葉を紹介している。「ジャッジがやっているのは歴史的なことだ。僕は昨年、彼がどんなに素晴らしい選手なのか、どんなに素晴らしいチームメートなのかを間近で見ることができた」とするベラスケスは「彼はすごく価値ある選手だけど、ショウヘイがやっていることは、誰にも真似できない。彼は投打において、トップだよ。一生に一度しか出会えない選手なんだ」と続けている。

(Full-Count編集部)

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