白熱のMVP争い、大谷翔平が1位票倍増も… ジャッジ最有力変わらず、最新の情勢は?
3位ラミレス、4位アルバレス、5位ボガーツは1位票なし
エンゼルスの大谷翔平投手とヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手によるMVP議論は白熱するばかり。MLB公式が行った記者投票の最新版では、ジャッジが1位票36票を獲得。大谷は前回の6票から倍以上の14票を獲得も、いまだ大差を付けられている。スポーツブックのオッズでも、ジャッジは大谷に9倍の差を付けた。
MLB公式は、データ計測システム「スタットキャスト」を担当するデビッド・アドラー氏によるMVP争いの記事を掲載。記者50人が投票を行い、各記者は5人選出し、1位には5ポイント、2位には4ポイントと続き5位には1ポイントが与えられる。
14日(日本時間15日)までの最新投票結果で1位票36票を獲得してトップになったのがジャッジだ。米スポーツ専門ブックメーカー「ドラフトキングス」のMVPオッズは-2000(100ドルを賭けた場合、105ドルの収入で利益は5ドル)。バリー・ボンズ氏以来の60本塁打や、ロジャー・マリス氏が打ち立てたア・リーグ記録の61本に挑んでおり、強い支持を得た。
2位になったのが大谷だ。MVPオッズは+850(100ドルを賭けた場合、950ドルの収入で850ドルの利益)。「二刀流のスーパースターは前回の投票と比べて2倍以上の1位票を獲得した。投打共に素晴らしいしい成績を収めている」と評されている。
3位ガーディアンズのホセ・ラミレス、4位アストロズのヨルダン・アルバレス、5位レッドソックスのザンダー・ボガーツは1位票なし。一騎打ちともいえるMVP争いを制するのはどちらだろうか。
(Full-Count編集部)