西武32歳が約半年ぶりに実戦復帰…圧巻の3者連続三振 1軍を目指す選手たち
楽天のドラ5松井友は17日ロッテ戦で7回無失点、5勝目をマーク
「パーソル パ・リーグTV」では9月13日から9月18日の間にイースタン・リーグ7試合、ウエスタン・リーグ9試合を配信した。「ウィークリーファーム」では、この1週間に配信された試合から、注目シーンをピックアップしてお届けする。
西武の32歳左腕、武隈祥太投手は9月15日の巨人戦で、3月27日の楽天戦以来となるマウンドに上がった。6回に3番手として登板し、先頭の北村拓己内野手を変化球で空振り三振に仕留めると、続く石川慎吾外野手、香月一也内野手もそれぞれ空振り三振。約半年ぶりの実戦で、3者連続奪三振と完璧な投球を見せた。
楽天のドラフト5位ルーキー、松井友飛投手は17日のロッテ戦で好投した。初回に招いた1死1、2塁のピンチを無失点で切り抜けると、以降は安定感のある投球を披露。4回以降は4イニング連続で3人で抑え、7回96球4安打無四死球4奪三振無失点の内容で勝利投手になった。イースタンではここまで14試合に登板し、5勝1敗、防御率1.27と好成績を残している。
同日の試合ではロッテのドラフト2位ルーキー、池田来翔内野手が好守でもり立てた。3回無死1塁で楽天・和田恋外野手がはじき返した打球は三塁線へ。その痛烈な当たりをダイビングキャッチすると、軽快な動きで一塁へ送球。この日2安打を記録したルーキーが、守備でも存在感を示した。
オリックスでは、2年目20歳の中川拓真捕手が14日の中日戦で公式戦初本塁打をマーク。3回に迎えた第1打席で中日・福谷浩司投手の2球目をとらえ、レフトへたたき込んだ。17日の広島戦では貴重な追加点となる適時三塁打を放つなど、2安打2打点と躍動した。
ソフトバンクのリチャード内野手が2試合連続弾を放った。14日の広島戦で21号を含む2安打3打点。翌15日の第3打席では低めの球を持ち前のパワーで22号ソロを逆方向へ運んだ。17日の阪神戦で23&24号を記録したリチャードは18日に1軍昇格。状態の良さを維持し、優勝争いに貢献できるか。