大谷とジャッジは「それぞれ歴史的」 論争過激化に分析家苦言「敵意分からない」
フィンク氏「ジャッジがたまたま優れているだけ」
エンゼルスの大谷翔平投手と、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手の“MVP論争”が止まらない。そんな中、ナショナルズの編成部門インターンで、米データサイト「ファングラフス」の元アナリスト、デバン・フィンク氏は「ジャッジとオオタニのMVP論争に敵意が存在する理由が分からない」と苦言を呈した。
フィンク氏は、大谷派かジャッジ派かという議論の際、相手側に“敵意”を表すケースが多いことに警鐘を鳴らす。「オオタニは傑出した二刀流シーズンを送っており、他の選手ができない唯一無二のやり方で価値を生み出している。そしてそれでもジャッジはMVPにふさわしい」とした上で「アーロン・ジャッジとショウヘイ・オオタニのシーズンは、両方がそれぞれ唯一無二のやり方で歴史的だ。ジャッジがたまたま、より優れているだけ」と両者を称えた。
これにはファンからも「100%同意。2つの正真正銘の輝かしいシーズンだ」「間違いなく正しい」「『ジャッジがベスト』は分かる。でも“オオタニ慣れ”は嫌だ。オオタニは二刀流で誰もできないと言われることをやっている。しかも共にエリートレベルで。議論の余地はある」などといった意見が寄せられた。
(Full-Count編集部)