大谷翔平、2試合ぶりマルチもエ軍逆転負け 痛烈右前打&快足内野安打で7戦連続安打

右前打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
右前打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

敵地・レンジャーズ戦に「3番・指名打者」で先発出場

■レンジャーズ 7ー2 エンゼルス(日本時間22日・アーリントン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、敵地・レンジャーズ戦に「3番・指名打者」で先発出場し、2試合ぶりのマルチ安打をマークした。初回に右前打を放つと、7回に一塁内野安打。4打数2安打で打率.270。チームは2-7で敗れた。

 痛烈な当たりで内野シフトを破った。初回2死、右腕・ダニングの低めシンカーを引っ張った。打球速度112.8マイル(約181.5キロ)で右前へ抜ける。地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」の実況パトリック・オニール氏は「ロケット」と驚愕の声をあげた。続くウォードの先制2ランを演出した。

 1点を追う4回先頭は遊ゴロに倒れたものの、7回先頭では左腕・バークから一塁内野安打で出塁。足でヒットを稼ぎ、今季37度目のマルチ安打をマークした。9回無死一塁は見逃し三振。メジャー通算600三振となった。

 ヤンキース・ジャッジとのMVP争いも佳境。7試合連続安打、157安打ペースと状態は悪くないが、これで9戦ノーアーチとなった。豪快なアーチが待たれる。

(Full-Count編集部)

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