大谷翔平、23日の代打待機が決定 監督代行「明日休みだ」、“休養十分”で24日先発へ
23日は中堅・トラウトをDHで起用「ショウヘイは金曜日に投げるしね」
■レンジャーズ 7ー2 エンゼルス(日本時間22日・アーリントン)
エンゼルスの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、敵地・レンジャーズ戦に「3番・指名打者」で先発出場し、2試合ぶりのマルチ安打をマークした。初回に右前打を放つと、7回に一塁内野安打。4打数2安打で打率.270。チームは2-7で敗れた。フィル・ネビン監督代行は22日(同23日)の試合で大谷をベンチスタートとする方針を示した。
初回2死、右腕・ダニングの低めシンカーを右前へ打ち返した。打球速度112.8マイル(約181.5キロ)。地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」の実況、パトリック・オニール氏が「ロケット」と驚く痛烈な当たりだった。7回先頭では一塁内野安打。足でヒットを稼ぎ、今季37度目のマルチ安打をマークした。
チームは10連戦中。試合後、ネビン監督代行は「ショウヘイは明日休みだ」と自ら切り出した。「代打では出場可能だ。人工芝でのプレーとなるセンターからトラウトを外して、DHで起用するという計画だ。左投手だし、休みを与えるには完璧なマッチアップだ。彼は金曜日に投げるしね」と狙いを語った。
23日(同24日)の敵地・ツインズ戦で先発することが正式に決まった。この日は試合前にキャッチボールで調整。休養ばっちりで14勝目を目指す。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)