ノーノー途切れて「ごめんなさい」 打球捕れず初安打…遊撃手が大谷翔平に謝罪
遊撃手のソトは今季デビュー「思い切り手を伸ばしたが無理だった」
■エンゼルス 4ー2 アスレチックス(日本時間30日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地で行われたアスレチックス戦に先発し、8回2安打無失点で15勝目を挙げた。無安打無失点投球を続けていた8回2死にカペルに遊撃内野安打を許したが、遊撃手のリバン・ソトは「彼(大谷)のところにいって謝った。思い切り手を伸ばしたが無理だった」と謝罪した。
ノーヒッターまであと4人に迫った8回2死。三遊間に飛んだカペルの打球に、ソトは懸命にグラブを出したが弾いてしまって捕れず、内野安打が記録された。これで快挙の夢は途絶えた。ソトは試合後「厳しいプレーだった。『ごめんよ、君は素晴らしい投球をしている』と伝えて謝って、その後もプレーを続けた」とその時の状況を説明した。
終盤は1球1球に大きな歓声が響く特別なムードの中でギリギリのプレーだった。9月17日にメジャーデビューしたばかりの22歳は「ファンの大声援や、誰がマウンドにいるかということで明らかに緊張感はあるが、ゴロが自分の方向に飛んできたときプレーを決めようとした。厳しいプレーで、決められなかったが、仕方がない」と振り返った。
(Full-Count編集部)