トラウトが外野からみた“大谷翔平の進化” 屈指の主砲も衝撃「スライダーは不公平」
今季は投手として大躍動「信じられない。トップ5のサイ・ヤングだ」
■アスレチックス ー エンゼルス(日本時間5日・オークランド)
エンゼルスのマイク・トラウト外野手が4日(日本時間5日)、敵地でのアスレチックス戦を前に取材に応じ、今季を総括した。外野の守備位置から投手として大躍動を遂げた大谷翔平投手を見続け、マウンド上の“進化”を実感。「見ていて楽しいし、外野から投球を見ていると、毎回新しい攻め方をしている」と語った。
昨季は本塁打王争いを繰り広げる打棒で沸かせ、今季はマウンドでも周囲の驚きを更新し続けてきた。大谷はここまで27試合に登板し、15勝8敗、防御率2.35。サイ・ヤング賞候補のひとりとして名前が上がるほどの存在感を見せつけた。
あと1回としている規定投球回到達は目前。トラウトも「前回登板を見ると、ノーヒッターに挑戦していた」と驚きを隠せない様子。相手打者を手玉に取る“魔球”は、味方ながら衝撃を受けているようで「スライダーは不公平だよ。オオタニは信じられない」と語った。
大谷は、シーズン最終戦となる5日(同6日)のアスレチックス戦に登板予定。改めて二刀流の躍動を振り返った主砲は「信じられない。トップ5のサイ・ヤングだ。5日おきに登板し、成績を残すことはスペシャルだ」と言葉を噛み締めていた。
(Full-Count編集部)