中日戦力外の平田、物議醸した退団理由を釈明「セレモニーの内容が理由ではない」

中日を戦力外になった平田良介【写真:荒川祐史】
中日を戦力外になった平田良介【写真:荒川祐史】

自身のインスタを更新「本当に1番に伝えたかったことはドラゴンズが大好き」

 中日から戦力外通告を受けた平田良介外野手が5日、自身のインスタグラムを更新。SNS上などで退団理由について物議を醸していたことについて「昨日は私の記者会見でお騒がせしてすみませんでした」と釈明した。その上で「まだ僕はプロでやれます!」と改めて現役続行への意欲を示した。

 自身の会見について「セレモニーのことだけをクローズアップされ報道されてしまいましたが、提案してくださったセレモニーの内容が理由で自由契約を選択したわけではありません」とキッパリ。「本当に1番に伝えたかったことはドラゴンズが大好きで、まだドラゴンズでプレーしたかったという気持ちです!」と、あくまで17年過ごした竜への思いを強調した。

 平田は2005年高校生ドラフトで1巡目指名を受けて中日に入団。プロ6年目の2011年から6年連続で2桁本塁打を放って外野の一角を担ってきたが、相次ぐ故障もあってシーズンを全うする年は少なかった。今季は、最多安打のタイトルを獲得した岡林勇希外野手の台頭もあり、51試合止まり。チームの構想から外れる中で、生え抜きとしての思いと球団の考えとのすれ違いについての発言がネット上などで話題を呼んでいた。

 中日を去ることになった34歳は「平田良介として最後のプロ野球人生を終えるために頑張ります」と決意を新た。ファンに向け「恩返しは次ステージで活躍してみせたいと思います!」と力強く宣言した。

【平田の投稿全文】「昨日は私の記者会見でお騒がせしてすみませんでした」 中日戦力外の平田が“セレモニー退団”について釈明

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