打者思わず爆笑の“空中爆肩”が「クレイジー」　安打強奪の二塁手は「球界最高」

アストロズのアルトゥーベが見せた「ジーター級」の好守

■アストロズ 4ー2 マリナーズ（地区シリーズ・日本時間14日・ヒューストン）

　アストロズのホセ・アルトゥーベ内野手が見せた“空中爆肩”にファンが驚いている。MLB公式が公開した動画には「クレイジーなプレー」「球界最高の二塁手」「アメージング」とコメントが付き、さらに「ジーターよりいい」とヤンキースの名手と比べる言葉もあった。

　13日（日本時間14日）に行われたマリナーズとの地区シリーズ第2戦、1点リードの3回2死二塁で、マリナーズのフリオ・ロドリゲス外野手が打席に入った。左腕フランバー・バルデスから放った打球は、二塁ベースの右側を抜けていこうかというゴロ。これに二塁手のアルトゥーベが猛ダッシュして追いつくと、そのまま強烈なジャンピングスロー。振り向きざまの強烈送球でアウトを奪っている。

　アウトになったロドリゲスも、思わず笑いだしてしまうほどの衝撃プレー。MLB公式のサラ・ラングス記者も、自身のツイッターでロドリゲスの一塁への走塁が秒速30.8フィート（約9.39メートル）を記録したことを指摘し「これはエリートスピード。アルトゥーベのスピードをさらに特別なものにした」と大絶賛していた。ロドリゲスは8月に、最大17年で総額4億7000万ドル（約694億3000万円）という巨大契約を結んだばかり。メジャーの先輩たちの底力を感じたかもしれない。