大谷翔平、WBC出場は「ゆっくり考えたい」 気持ち前向きも…疲労回復が鍵か
羽田空港に帰国「前向きにはもちろん考えています」
エンゼルスの大谷翔平投手が18日、羽田空港着の航空機で帰国した。帰国会見に臨み、来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)について「そういう戦いに出たいという気持ちはある」と、改めて初出場に前向きな姿勢を示した。
大谷はWBC出場について問われると「まだ決断はしていない。日本に帰ってきて、またゆっくり考えたいと思います」と熟考中という姿勢だ。即断できないのは、シーズン前の3月に行われるのが理由か。2年連続でフル回転した疲労が、どこまで抜けるかが鍵とみられる。
「時期が時期。まずはいい状態を状態をオフシーズン長く続けられるように。そこがあって、最終的に出るか出ないかは決めたいなと思います」
すでに侍ジャパンを率いる栗山英樹監督とは米国で会っている。二刀流の道を共に切り開いてきた恩師には「いっしょにやりたいということは言ってもらえたので、それだけでうれしい」と恩義を感じている。
出場に前向きであるのも間違いない。2017年大会の際は、前年に足首を痛めたことが原因で出場が叶わなかった。「前回はタイミングが合わなかった。そういう戦いに出たいという気持ちは持っているので、前向きにはもちろん考えています」。遠くない時期に下す決断が注目される。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)