大谷翔平を同地区ライバルが獲得? 米メディアが大胆提言「代償大きいがPOに近づく」
超有望株の20歳カーターらの5選手の放出を提言している
エンゼルスと来季契約を1年3000万ドル(約43億9600万円)で結んだ大谷翔平投手。しかし、来オフにFAとなるため移籍の噂は絶えない。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」は大胆なトレード案を提案。レンジャーズは有望株を“総動員”して獲得すべきと提言している。
「ブリーチャー・レポート」が名前を挙げたのは20歳のエバン・カーター外野手、22歳のジャック・ライター投手、19歳のブロック・ポーター投手、23歳のオーウェン・ホワイト投手、23歳のジャスティン・フォスキュー内野手の5選手。同メディアのプロスペクトリストでカーターは31位、ライターは62位、ポーターは84位。他の2人もトップ150までに入っており、特にカーターは“特A”レベルで将来、「5ツールプレーヤーのスターになるすべての条件を満たしている」と記事は評価している。
大谷が2024年シーズン以降も残留するという保証なしでは「レンジャーズの代償が大きすぎるかもしれない」としながらも「オオタニを(短期間でも)獲得できれば、少なくともワイルドカードに一歩近づくことができるだろう」と指摘。エンゼルスが即戦力にこだわなければ「他球団に勝つことができるパッケージになるかもしれない」と解説している。
大谷がポスティングシステムを利用してエンゼルスに移籍した2017年オフ、レンジャーズも有力候補の一つとされた。現在も大谷に興味を持っているのは「当然」であり、昨オフに5億ドル(約732億円)以上の補強も敢行している。エンゼルスが同地区球団に大谷を放出するのは疑問だが、来年施行の新スケジュールでは同地区の試合数が19から13に減るため、各球団が同地区内のトレードに意欲的になる可能性もあるとも述べている。
(Full-Count編集部)