ハム“逆輸入”ドラ3加藤豪将が入団会見「夢のよう」 新庄監督も驚き「素直にデカい」
背番号3に決定「色んな事を勉強するのが楽しみです」
日本ハムは4日、ドラフト3位で指名した加藤豪将内野手が入団に合意したことを発表した。新庄剛志監督同席で会見を行った加藤は冒頭「北海道日本ハムファイターズの加藤豪将です。今そのような言葉を言ったのが夢のようで信じられないです。新庄監督の隣で話しているのが夢のようです」と感慨深げに語った。背番号は「3」に決定した。
“逆輸入”での入団に「あとは自分はこのように見えて名字も加藤なんですけど、完全にアメリカ生まれアメリカ育ちの、JRにも乗ったことのない“外国人”です(笑)。今眠い中、日本語を頑張ってしゃべっていきたいと思います。よろしくお願いします」と笑顔。メジャーリーグと日本のプロ野球の違いについて問われると「違いとかではなく、自分は全然違うスポーツだと思っているので、一から勉強していくのが本当に楽しみです。メジャーと日本の違いではなく、一からスタートするという考えなので、色んな事を勉強するのが楽しみです」と語った。
獲得を熱望していた新庄監督は「基本80%英語で20%日本語って言うけど、俺よりうまくしゃべる」と強調。「正直映像でずっとチェックしていた加藤君をいざ目の前にしたとき、素直にデカいなと。打撃フォームが小さめに構える選手なので小さいかと思ったけど大きくて」と驚きを隠さなかった。
28歳の加藤は、2013年のドラフト2巡目でヤンキースに入団。プロ10年目の今季、ブルージェイズでメジャーデビューを果たした。10月25日(日本時間26日)には所属するメッツ傘下3Aシラキュースからリリースされ、日本ハムとの入団交渉が行われてきた。メジャー経験のある日本人選手がドラフト指名を受けるのは、2007年大学生・社会人ドラフト1巡目で日本ハム入りした多田野数人以来、15年ぶりとなる。