6歳で出会った「イチローさんの野球」 ハム入団の加藤豪将が長文手紙で明かした原点
入団会見前に記者に配られた約1800文字のメッセージ
日本ハムからドラフト3位で指名された加藤豪将内野手が4日、入団会見を行い、マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏への憧れを明かした。会見前に配られた異例の長文メッセージに、MLBを目指したきっかけを記した。
ドラフト当日の心境や、MLBで感じた日本人の自覚などを綴った約1800文字のメッセージの中で、加藤豪は「なぜ自分は野球をするのか?」と自問自答。そこで、「6歳でイチローさんの野球に出会ってから、自分の夢はメジャーリーガーになることだった」と明かしている。
加藤豪は、2013年にドラフト2巡目でヤンキースに入団。MLB10年目の今季、MLBデビューを果たし初安打を記録したが、「なぜか夢がかなったという喜びが少しもなかった」とも。「メジャーリーガーになることに喜びは無く、そのために毎日毎日、自分を高めるために夢中になるプロセスに喜びを感じていたのだ」と綴った。
また、メッセージでは、メジャーリーグでプレーしていた際の新庄剛志監督についても言及。「メッツでのデビュー戦で一塁から二塁にタッチアップしたそのガッツと緻密さにも非常に感動し尊敬した」と当時を思い出していた。
(Full-Count編集部)