誹謗中傷や嫌がらせ電話…ファン感を苦渋の中止 独立L福井「法的処置含む対応を」
公式サイトで発表「イタズラ・嫌がらせの電話、直接的な迷惑行為も発生」
プロ野球独立リーグ・日本海オセアンリーグに所属する福井ネクサスエレファンツは4日、翌5日に予定していたファン感謝祭の中止を発表した。球団を運営するS.Sマネジメント福井が公式サイトで「福井ネクサスエレファンツ活動終了の発表以後、誹謗中傷や事実に基づかない悪意ある憶測を流布する行為がTwitterなどSNS上で多数行われていることが確認されました」と述べた。
発表では「球団事務所へのイタズラ・嫌がらせの電話、直接的な迷惑行為も発生しています」と公表。警察に相談し、関係各所と協議を重ねた結果「イベント参加者の皆様の安全を最優先に考慮すべきと考え、開催は中止すべきという判断に至った次第です」と苦渋の決断であることを伝えた。
今後については「法的処置を含む対応を進めています」と警告。応援への感謝を伝える場がなくなったことに「開催を楽しみにしてくださったファンの皆様および各方面で開催に向けてご尽力くださった皆様には、大変心苦しい限りでございますが、ご理解いただきたくお願い申し上げます」と求めた。
4チームで行われた同リーグで、福井は今季3位だった。同社は10月31日に球団の活動を休止して運営から撤退することを発表。「将来的にも収益の確保、業績の改善が困難であると判断」と理由を説明していた。
(Full-Count編集部)