大谷翔平を今オフ「トレードしない」 ミナシアンGMが明言「目標は長期保有」
来季の1年契約を約44億円で結んでいる
今年のメジャーのGMミーティングが、8日(日本時間9日)~10日(同11日)にネバダ州ラスベガスで行われる。会議に先立ち7日(同8日)、大谷翔平投手が所属するエンゼルスのペリー・ミナシアンGMがメディアの取材に応じ、大谷を今オフ「トレードしない」と明言した。
大谷は来季の1年契約を年俸3000万ドル(約44億円)で結んだが、来オフFAになることから移籍のうわさが絶えない。ミナシアンGMは大谷のトレードについての質問に「オオタニは特別な選手だ。動かすことはない。開幕戦は我々と一緒だ。もう一回言うが、彼が大好きだ。我々の目標は彼を長期保有することだ」と力を込めた。
長期契約の可能性については「自分はそう推奨したが、オーナーが最終決定を下す」と説明。「素晴らしい選手だから、皆が動かしたいとは思わないだろう。彼の人間性、日々のパフォーマンス、勤勉さ、全てを気に入っている」と改めて二刀流に賛辞を送った。チームは8年連続でポストシーズン進出を逃しているが「我々が勝てなかったことに対して彼が失望しているのであれば、(エンゼルスに対する)期待度を表している。彼は球団に対してリスペクトを持っているし、チームとの関係性は良好だ。一緒に仕事をしていて素晴らしく正直でオープンな人だ。来年も期待している」と語った。
地元紙オレンジカウンティ・レジスターのエンゼルス番ジェフ・フレッチャー記者も「エンゼルスのペリー・ミナシアンは今オフ、オオタニをトレードしないと発言した」と伝えるなど、米メディアでも一斉に報じられた。
(Full-Count編集部)