大谷翔平、2年連続でハンク・アーロン賞ならず 日本人初の期待も…ジャッジ受賞
ナ・リーグはカージナルスのゴールドシュミットが受賞
大リーグ機構は9日(日本時間10日)、卓越した打者をファン投票などで選出するハンク・アーロン賞の受賞者を発表し、エンゼルスの大谷翔平投手は2年連続で受賞を逃した。ア・リーグではシーズン記録を塗り替える62本塁打を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が選ばれた。
大谷は今季も二刀流として開幕から躍動。34本塁打、95打点と昨季に及ばなかったものの、メジャー自己最多の157試合に出場して打率.273をマークした。1試合8打点を記する試合もあり、15勝を挙げた投手としてだけでなく、打者としての存在感も際立った。OPS.875、長打率.519はいずれもリーグ5位だった。
受賞したジャッジは、今季リーグ記録を61年ぶりに塗り替える62本塁打を放ち、131打点とともにリーグ2冠に輝いた。ナ・リーグでは、カージナルスのポール・ゴールドシュミット内野手が受賞。151試合に出場し、リーグトップのOPS.982をマーク。115打点は同2位、打率.317は同3位、35本塁打は同5位だった。
ア・リーグでは大谷やジャッジに加え、同僚のマイク・トラウト外野手ら8人が最終候補入りしていた。大谷は2年連続で最終候補に入ったが、日本人初の受賞とはならなかった。
(Full-Count編集部)