外野手・大谷翔平の可能性は「ないとは言い切れない」 エ軍GM示唆「選択肢増やす」
ミナシアンGM「ショウヘイが最初に『外野を守りたい』と言うだろう」
エンゼルスのペリー・ミナシアンGMが9日(日本時間10日)、米ネバダ州ラスベガスで行われているGM会議で取材に応じ、大谷翔平投手の来季の起用法について言及した。指名打者ではなく、外野を守る可能性について問われると「ないとは言い切れない。外野を守れるだけの能力はある」と選択肢のひとつになることを明かした。
主砲マイク・トラウト外野手を指名打者に回し、代わりに大谷が外野に回るという案についてミナシアンGMは「DHは休養日ではない」と前置きした上で、「(我々が指示する前に)ショウヘイが最初に『外野を守りたい』と言うだろう。我々の課題は、選択肢を増やすこと」と述べた。
「その気になれば、センターでゴールドグラブを獲得することは可能だ」と万能性を強調。その一方で「だけど、彼は2つの役割を担っている」と慎重な姿勢ものぞかせた。
投手・大谷については、先発ローテを5人にして中4日で登板する可能性も挙げられていたが、「6人ローテを今後も採用する予定?」と問われて「イエス」と断言。「でも、5人でも可能だ。その場合、登板を飛ばす可能性がある。でも、変更することは少し怖く感じる。オフシーズンこの件について話すだろう」とこちらも慎重に検討していく姿勢を見せた。
(Full-Count編集部)