注目ドラ1は1軍登板なし、東京六大学右腕コンビも苦戦… DeNAルーキーを“総括”
1軍経験は2人…三浦銀は防御率10.80、梶原は4安打デビューも出場6試合
今季は73勝68敗2分けで2位。昨年の最下位から躍進を遂げたDeNAだが、ルーキーたちは決して順風満帆とは言えなかった。今季入団した支配下6選手の内、1軍経験を積んだのは2人で成績も振るわなかった。
ドラフト4位の三浦銀二投手(法大)は6試合で0勝0敗、防御率10.80。開幕1軍を果たし、3月25日の広島との開幕戦で8回から登板したが、2回を4安打3失点。ホロ苦い41球となり、4月1日に出場選手登録抹消となった。8月末に復帰し、その後は5試合に投げたが、9月7日の巨人戦では5失点。2軍では28登板(3先発)で1勝5敗、防御率3.47だった。
野手ではドラフト6位の梶原昂希外野手(神奈川大)が6試合で打率.267(15打数4安打)、1本塁打。4月12日の巨人戦に「1番・中堅」でデビューしいきなり5打数4安打1本塁打の活躍だったが、以降は安打が出ずに4月20日に抹消。8月10日に再昇格も同20日に再び抹消となった。
ドラフト1位の小園健太投手(市立和歌山高)は8月4日の楽天戦で2軍公式戦デビュー。2軍通算成績は3試合で0勝0敗、防御率0.00。4回2/3を投げて3安打1奪三振、無失点だった。同2位の徳山壮磨投手(早大)も1軍登板なし。2軍で17登板(12先発)、2勝6敗、防御率3.49だった。
3位の粟飯原龍之介内野手(東京学館高)は2軍で59試合、打率.187(171打数32安打)、4本塁打。5位の深沢鳳介投手(専大松戸高)は2軍で4登板、0勝0敗、防御率3.86だった。大卒の徳山、三浦、梶原は来季勝負の年になるだろう。高卒の小園、粟飯原、深沢は飛躍のきっかけをつかみたい。
(Full-Count編集部)