大谷翔平がWBC参戦で米メディア危機感!? スター続々出場表明も「投手を見つけること」
大谷は17日に自身のインスタで出場意思を明らかにした
エンゼルスの大谷翔平投手が17日に、自身のインスタグラムで来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場意思を明らかにした。二刀流だけに起用法にも注目が集まる中、このニュースは米国でも話題となり、米メディアは危機感を募らせている。
ケビン・ミラー氏が司会を務めるMLBネットワークの番組「インテンショナル・トーク」に日系4世の米国人スティーブ・ネルソン氏が出演。「ビッグ、ビッグニュースだ。エンゼルスのスターが、インスタグラムで、2023年WBCのサムライジャパンでプレーすることを発表した」「この大会は最高だ。母国や祖国の誇りを感じることができる。最高のスター達が参戦することは、野球界にとって、とても大きいことだ」と興奮気味に話した。
ミラー氏も「野球界にとって素晴らしいことだし、ショウヘイに『本当によかったね』と伝えたい」」と歓迎。一方で、「(米国代表監督の)マーク・デローサは沢山の野手を抱えているが、投手陣を見つけることに苦労しているだろう。投手陣を確保するべきだ。チームのために戦うんだ! 最高の選手だったら、デローサの元でプレーしなければならない」と強調した。
現在続々とスター選手が出場を表明している米国代表。野手はマイク・トラウト(エンゼルス)、ブライス・ハーパー(フィリーズ)、ムーキー・ベッツ(ドジャース)とMVP経験者や今季ナ・リーグMVPに輝いたポール・ゴールドシュミット(カージナルス)、さらにトレイ・ターナー(ドジャース)、ティム・アンダーソン(ホワイトソックス)、ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)、JT・リアルミュート(フィリーズ)らがいる。
それに比べて投手はデビン・ウィリアムズ(ブルワーズ)、デビッド・ベッドナー(パイレーツ)らまだ発表されている選手は少ない。それだけに“二刀流”が加わった日本代表は強敵となり得るはずだ。
(Full-Count編集部)