中村剛也がまさかのカンニング、5年目23歳がMVP… 抱腹絶倒の「西武ファン感」レポ
中村剛也は音楽の“授業”でカンニング、美術では個性的作品も
11月23日、ベルーナドームで「LIONS THANKS FESTA 2022」が行われた。毎年、トークショーと選手対抗企画で盛り上がる西武のファン感謝デー。今回は「獅立ライオンズ学園」をテーマに、5クラスに分かれてポイントを競った。オープニングセレモニーでは、L組・山野辺翔内野手、I組・川越誠司外野手、O組・鈴木将平外野手、N組・滝澤夏央内野手、S組・隅田知一郎投手が“学級委員長”として登場。高らかに選手宣誓を行った。
1時間目は、家庭科の授業「獅子まんまを当てろ!」。目隠しをして2つの料理を食べ比べ、ベルーナドームで好評の球場グルメ“獅子まんま”を当てるゲームで、1問目の料理は寮でも提供されている「若獅子カレー」だった。L組・栗山巧外野手が目隠しのアイマスクをすると、会場のファンから思わず笑いが。今季で引退し、選手側としては最後の出演となる相方の熊代聖人コーチも丁寧に料理を口元へ運び、絶妙なコンビネーションを見せた。
最近まで寮にいたS組・西川愛也外野手は自信満々の様子だったが、不正解となり「ごめんなさい!」と謝罪。2問目からはドーム1塁側で「BACKYARD BUTCHERS」を出店しているOB・米野智人さんも特別講師として登場し、1時間目から大盛りあがりの授業となった。
2時間目は、音楽の授業「ミュージックイズ」。選手登場曲の一部分を流し、使用している選手名と曲名を当てるクイズで、1曲目はL組・平井克典投手の使用している「希望の轍」。本人が登壇しているというサービス問題だったが、隣の席にいた中村剛也内野手がカンニング! ベテランの思いがけない行動に高橋光成投手も大笑いだった。
後半では3曲同時に流れる難問・ミックスクイズに頭を悩ませながらも、正解を重ねていく選手たち。「本当に難しかったです」と語った柘植世那捕手と中村のI組はやや遅れを取ったが、まだまだ接戦が続く。
3時間目は美術の授業「獅子ミュージアム」。制限時間内にモデルをスケッチし、うまさを競った。絵心の試される対決だったが、選手たちは自信なさげ。美術の成績が良かったという大曲錬投手も「絵は自信ないです(笑)」とまさかの発言が飛び出した。1枚目はライナがモデルとなり、続々と個性的な絵が誕生。ファンによる審査の結果、S組・隅田が1位に選ばれた。N組・平沼翔太内野手はライナからも怒られ気味の出来栄えだったが、特別審査員のレオが特別賞に選出。思わぬ展開でポイントが入った。