エ軍の補強はまだ足りない? 大谷翔平&トラウトも「打線ランキング」でトップ10圏外

エンゼルスのマイク・トラウト(左)と大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルスのマイク・トラウト(左)と大谷翔平【写真:Getty Images】

昨季28発のドルーリーも補強…それでもメッツ、パドレスなどに及ばず

 大谷翔平投手の所属するエンゼルスは、2014年以来のプレーオフ進出を目指し精力的な補強を進めている。22日(日本時間23日)には、前パドレスで今季28本塁打したブランドン・ドルーリー内野手と2年1700万ドル(約22億5000万円)で合意したと正式発表した。ただ、MLB公式が発表した現時点の「打線トップ10」にはランク入りしていない。

 エンゼルスは他にもハンター・レンフロー外野手をトレード補強するなど、打線のパワーアップに余念がない。ただMLBが公式サイトで伝えた「2023年の打線トップ10」では残念ながらランク外。上位に大谷やマイク・トラウトが並ぶ強打線の上を行くのはどのチームなのだろうか。

 現時点での1位は、ジャイアンツとの13年契約が失敗に終わったカルロス・コレアの獲得が伝えられているメッツ。この記事を書いたアンソニー・カストロビンス記者は「普段ならこのリストは開幕直前に作るのだが、コレアが西海岸から東海岸へ動く可能性があるという驚きのニュースを受け、今作るべきだと感じた」と記している。

 コレアの本職となる遊撃には、フランシスコ・リンドーアがいるためポジションのダブりが発生するものの、記事はコレアを「2番・三塁」で起用すると予想している。「メッツは明らかに長打力に問題があったが、コレアが加わればその心配はかなり解消される」としている。

 2位はパドレス。レッドソックスからFAとなったザンダー・ボガーツの獲得が大きく「自分が書いていても楽しい上位打線なので、メルビン監督が書き込むときどれだけ楽しいか想像してみてほしい。ボガーツ加入に(開幕から20試合出場停止の)タティスも復帰すれば、この打線の1-4番はMLBダントツ」と評価している。

 以下、3位にアストロズ、4位にブルージェイズ、5位にブレーブスと並ぶ。7位のドジャースは「昨季のMLBでは最高の打線で、打撃の主要部門すべてで1位だった」。アーロン・ジャッジが残留を決めたヤンキースは8位だ。ただ「この打線がジャッジ頼みであることに変わりはなく、彼が2022年の内容を“再演”するのは当然のことながら難しいだろう」と、攻撃力の低下を予想している。

(Full-Count編集部)

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