ダルビッシュの年俸25億円は「バーゲン」 来オフの“目玉”…37歳でも「大金払う」
来季の“FA候補”を格付け…大谷翔平が1位、ダルビッシュは7位
ヤンキースのアーロン・ジャッジが9年総額3億6000万ドル(約478億円)で残留するなど、大型契約が目立つ今オフのFA市場。米メディア「Audacy」は早くも来オフに目を向け、FAになりそうな選手トップ10を選出。1位にエンゼルス・大谷翔平をあげた。他にもパドレスのダルビッシュ有やカージナルスのマイルズ・マイコラスらを選出している。
記事は、来オフにオプトアウト(契約破棄)の権利を有する選手や契約延長しそうな選手らも含めて10選手を選出。1位の大谷については「唯一の問題は、いつまで球界最高の二刀流スーパースターであり続けられるかということだ。世界的な人気を誇り、エンゼルスに残る可能性は低いと思われる。彼のFAは我々が見た中で最も興味深いものの1つになるだろう」と伝えている。
ダルビッシュは7位に。カブス時代の2018年2月に結んだ6年1億2600万ドル(約167億円)の契約は、最初の2シーズンを見る限り「大失敗」に映ったが、2020年以降の活躍を見ると、2023年の年俸1900万ドル(約25億円)が「バーゲンに感じられるほど高いレベルの投球をしている」と評価。マックス・シャーザー、ジェイコブ・デグロム、ジャスティン・バーランダーがこの2年間で示したように「まだ高いレベルで投げることができれば、球団は30台後半、おそらくそれ以降でも大金を払うだろう」としている。ダルビッシュは来年8月16日で37歳になる。
パドレスのマニー・マチャドが3位。2019年春に10年3億ドル(約398億円)を結んだが、2023年終了後にオプトアウト権がついている。「契約を全うするかもしれないがオールスター級の活躍をすれば、オプトアウトしてより長い契約を狙う可能性もある」としている。また、マイコラスは8位で「シーズンに200イニング程度投げることができる質のよい投手」と評されている。今季は自己最多の202回1/3を投げて12勝、防御率3.29をマークしている。