コレア、メッツ入り12年418億円契約が白紙か 身体検査でまた異常「いつ解決するか不明」
大富豪オーナーがコレア獲得を公言「メッツ合意破棄は難しいかも」
ツインズからFAとなり、メッツ入りで合意していたカルロス・コレア内野手に、また身体検査で懸念が生じたようだ。クリスマスまでの正式契約を目指していたが、またも“白紙”となった。
通算155本塁打を誇る強打の遊撃手はジャイアンツと内野手では史上最高額となる13年総額3億5000万ドル(約464億6800万円)で合意。しかし身体検査で懸念が生じ、20日に予定されていた入団会見が直前で延期となった。その後に、メッツと12年総額3億1500万ドル(約418億2000万円)で合意していた。
メッツはコレア側との交渉を継続しているという。MLB公式サイトは「いつ解決するか不明」としたが、すでに大富豪スティーブ・コーエンオーナーはコレアのメッツ入団を公言している。米メディア「ジ・アスレチック」は「契約内容を変更することはできても、オーナーが契約について公の場で話してしまったので合意を破棄することは難しいかもしれない」と伝えた。
ジ・アスレチックによると、2014年のアストロズ傘下時代、右足首付近の骨折と軽度の靭帯損傷で内視鏡手術を受けたことに懸念を示しているようだ。ただ、メジャー8年間で右脚を理由に負傷者リストに入ったことはなく、同箇所で離脱した場合に備えた契約で結び直す可能性を指摘している。いずれにしても大型遊撃手の去就決着には少し先となりそうだ。
(Full-Count編集部)