エ軍で1か月持たず“クビ宣告” 16年には62盗塁も…31歳が直面する“悲しき現実”
ビヤーは7月上旬にエ軍加入も下旬にDFAに…今オフFAも動向に進展なし
今季途中にエンゼルスに加入も、1か月も経たずに自由契約となったジョナサン・ビヤー内野手。その後はマリナーズとマイナー契約を結び、オフにFAとなったが、所属先は決まっていない。2016年に盗塁王になった31歳が苦境に陥っている。
ビヤーはブルワーズ時代の2016年に62盗塁でタイトルを獲得。今季はカブスで46試合出場した後、6月下旬にリリースされ、7月2日(日本時間3日)にエンゼルスに加入した。しかし13試合で打率.163、1本塁打、3打点、1盗塁と振るわず。同24日(同25日)に事実上の戦力外(DFA)となった。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」によると、今オフのFA遊撃手ランキングで10位。「かつてはエリートレベルのスピードと20本塁打も可能なパワーで、不安定な守備力を埋め合わせていた」とした上で「今の彼は単なる平均レベルの走者だ」と評している。
このオフはドミニカ共和国のウインターリーグに参戦中。メジャー通算1032試合で899安打、101本塁打、239盗塁をマークしているビヤーに朗報は届くだろうか。
(Full-Count編集部)