大谷翔平の来オフ去就を米敏腕記者ガチ予想 本命とダークホース、10年700億円契約は
モロシ記者はジャッジのヤ軍再契約をスクープ「来年はFA最大の目玉になる」
来オフにFAとなるエンゼルス・大谷翔平投手の去就は、1年前にもかかわらず、米メディアで大きな注目を集めた。すでにエンゼルスのペリー・ミナシアンGMは再契約を目指す方針を示し、ドジャース、メッツ、ジャイアンツなど複数球団が獲得争奪戦に名乗りを上げる可能性が指摘されている。今オフのストーブリーグを取材した米記者たちはどのように見ているのだろうか。
まずはMLBネットワークのジョン・モロシ記者だ。今オフはリーグ新61本塁打を放ち、FA市場の目玉だったアーロン・ジャッジ外野手のヤンキース再契約をスクープ。これまでワールド・ベースボール・クラシック(WBC)や世界野球「プレミア12」など国際大会も取材する国際派だ。大谷がFA市場に飛び込めば……。モロシ記者は「来年のウィンターミーティングでフリーエージェントの最大の目玉になる」と断言し、続けて獲得候補と読む2球団をガチ予想した。
「ドジャースはオオタニと契約する最有力候補でしょう。マリナーズも候補になると思います」
2年連続で贅沢税の課税ラインを超えているドジャースは、今オフ緊縮財政を敷いている。トレイ・ターナー内野手ら大物FA選手を獲得せず、一部で10年700億円とも言われる大争奪戦へ準備。絶対的エースのクレイトン・カーショー、強打の指名打者JD・マルティネスとも1年契約にとどめ、2024年以降の二刀流スポットを空けている。