WBC韓国代表に現役メジャー3選手 最終エントリー30選手発表 日本と1次Rで激突
助っ人2世、韓国最強打者のイ・ジョンフもメンバー入り
3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に参加する韓国代表の最終メンバー30人が4日、韓国野球委員会(KBO)から発表された。現役メジャーリーガーとしてはキム・ハソン(パドレス)、チェ・ジマン(パイレーツ)、さらに史上初の韓国系選手としてトミー・エドマン(カージナルス)が名を連ねた。
投手15人、捕手2人、内野手8人、外野手5人の陣容。投手陣では北京五輪などで日本との対戦経験があるキム・グァンヒョン投手(SSG)や、ヤン・ヒョンジョン投手(KIA)といったベテランの名前もある。
内野手では、今季韓国プロ野球で本塁打王を獲得したパク・ビョンホ内野手(KT)が代表入り。かつてミネソタ・ツインズでもプレーしたスラッガーだが、一塁にイ・スンヨプやイ・デホがいたためこれまでWBCには縁がなかった。
さらに、今季終了後のメジャーリーグ挑戦を発表しているイ・ジョンフ外野手(キウム)の名前もある。かつて中日でプレーしたイ・ジョンボム氏の息子で、注目を集めそうだ。
韓国は1次ラウンドを日本と同じプールBに入り、東京ドームで戦う。2006年の大会では4強入り、2009年には日本との決勝に敗れて準優勝という実績があるものの、直近2大会では1次リーグ敗退が続いている。