鷹・王会長「10ゲームくらい離してゴール」 鏡開きで“ぶっちぎりV”宣言
オフには大型補強を敢行し「しっかり戦力を補強していただいた」
ソフトバンクは5日、2023年の事務所開きを行い、王貞治球団会長、後藤芳光社長らが鏡開きを行った。昨季はオリックスと同率ながら直接対決の差で2位に終わり、悔しいシーズンとなった。王会長はV奪還を狙う今季に向けて「今年は10ゲームぐらい離してゴールするんだというぐらいの強い気持ちを持って戦いたいと、そんなふうに思っています」と“ぶっちぎりV”を宣言した。
昨季はリーグ最終戦で首位から陥落し、リーグ優勝を目前で逃した。V奪還を目指して今オフは近藤健介、ロベルト・オスナ、嶺井博希らを獲得し、大型補強を敢行。王会長も「球団がしっかり戦力を補強していただきましたから。あとは現場としては藤本監督以下、もうとにかく一戦必勝で。それがやはりいい補強をしてくれたオーナー、社長をはじめ、皆さんの期待に応えなきゃいけないなと、そのように思っております」と語っていた。
既存の選手にとってはライバルが増え、レギュラー獲りへのハードルは高くなる。王会長も「選手たちは大変」と認めつつ「かなり厳しい条件が揃ってこそ選手も本気を出さざるをえない。選手たちの本気度を見てもらうためにも、キャンプは例年以上に楽しみにしております」と、2月1日から始まる春季キャンプへの期待を膨らませていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)