イチローは「オオタニになれた」 変化球で打者翻弄…伝説の登板に再脚光「エグい球」
イチロー氏はマーリンズ時代の2015年10月5日にメジャー初登板した
イチロー氏の“伝説の野手登板”が再脚光を浴びている。マーリンズ時代の2015年10月4日(日本時間5日)、本拠地・フィリーズ戦でメジャー初登板したシーンを「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が動画で公開。「これを見ると、イチローはオオタニの前にオオタニ(二刀流)になれたと思ってしまう」との声が上がっている。
イチロー氏は、シーズン最終戦の8回にマウンドに上がると、1回を投げて2安打1失点の投球内容だった。最速89マイル(約143キロ)を記録し、キレキレのスライダーで空振りも奪っている。投手と言われても信じてしまうような美しいフォームとコントロールに、ファンからは「思わず笑顔になった。さりげにエグい球」「イチローの球は、かなりのものだった」とのコメントも寄せられている。
現在はマリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めているイチロー氏。その傍ら、草野球では定期的にピッチングを披露しており、現役時代よりも目にできる機会は多くなっている。また、動画ではイチロー氏の他に、同じく3000安打を達成しているウェイド・ボッグス氏、アルバート・プホルス氏の投球動画も収められている。