総額370億円の豪華打線も「勝てない」集団… “不良債権”化した三塁手は「史上最悪」
米ブリーチャー・リポート「MLB最高年俸ラインナップ」
と、とんでもない銀河系軍団? オフのストーブリーグも佳境に入り、米メディア「ブリーチャー・リポート」の野球専門ツイッターは「MLB最高年俸ラインナップ」として各ポジションの最高年俸選手をピックアップ。ヤンキースと9年3億6000万ドル(約460億4000万円)で再契約を結んだアーロン・ジャッジ外野手をはじめ、ドリームチームになると思いきや必ずしもそうではないようで……。
「この打線だったら年間何勝できる?」として指名打者を含むポジションプレーヤーのみをピックアップ。捕手にフィリーズのJT・リアルミュート(2400万ドル)、一塁にフレディ・フリーマン(2700万ドル)、二塁にアストロズのホセ・アルトゥーべ(2900万ドル)。外野もジャッジにエンゼルスのマイク・トラウト(3700万ドル)ら豪華メンバーとなっている。ただ、思うように結果を出せていない選手も。
三塁はエンゼルスのアンソニー・レンドン(3900万ドル)。コロナ禍で60試合制だった2020年こそ52試合出場したものの、2021年から故障続き。昨季は6月に右手首手術を受けるなど45試合出場、打率.228、5本塁打、24打点と不本意な成績に終わった。2018年にナ・リーグMVPを受賞したブルワーズ外野手のクリスチャン・イエリッチ(2600万ドル)も9年総額2億1500万ドルを結んだ2020年以降は思うように結果を残せていない。
9人総額2億9000万円(約370億円)の豪華メンバー。ただ、大型契約を結んでから球団の想定通りに活躍ができるか分からない。ファンからは「レンドン。史上最悪の契約」「メッツ選手が1人もいない。“カネでWSを制覇する”ために“使いすぎ”だったんじゃなかった?」「シャーザーとバーランダーはそろって今季4300万ドル。この打線の誰よりも稼ぐ」などとコメント。「この打線じゃポストシーズン全く勝ち上がれないね」「これが本当の打線ならこのチームの監督をクビにするな」とのコメントもあった。