新庄ハム、1軍キャンプ抜擢の若手は? 新人5人、19歳コンビにブレーク予感

日本ハム・阪口樂(左)と畔柳亨丞【写真:荒川祐史】
日本ハム・阪口樂(左)と畔柳亨丞【写真:荒川祐史】

新人ではドラ1矢澤ら5人が名を連ねた

 新庄剛志監督2年目の日本ハムは、最下位からの巻き返しを図る。2月1日のキャンプ初日から紅白戦を実施するなどサバイバルがスタートし、アピール次第では定位置奪取の可能性も高まる。ここでは1軍キャンプに抜擢された期待の若手をみてみる。

 高卒2年目コンビが初の1軍キャンプをつかんだ。中京大中京高から2021年ドラフト5位で入団した畔柳亨丞投手は、昨年9月25日楽天戦でプロ初登板。最速152キロの直球を武器に1回打者4人を1安打無失点でデビュー戦を終えた。高校の1学年先輩で、昨季大ブレークして侍ジャパン入りまで果たした高橋宏斗投手(中日)のように、2年目の飛躍をつかみたい。

 岐阜第一高から同年ドラフト4位の阪口樂内野手は、昨年7月9日に1軍に初昇格すると、10日ソフトバンク戦に「9番・指名打者」でプロ初先発初出場。この試合で初安打もマークしたが、結局3試合6打席で打率.167(6打数1安打)、4三振と課題も見えた。1軍定着に向けてアピールが待たれる。

 また史上初の現役ドラフトで加入した松岡洸希投手も1軍キャンプに。1軍ではまだ7試合登板ながら、新天地で開花するチャンスはありそうだ。

 さらに新人では、ドラフト1位で“二刀流”の矢沢宏太投手、同2位の金村尚真投手、同3位の加藤豪将内野手、同5位の奈良間大己内野手、同6位の宮内春輝投手と実に5人が1軍スタートを勝ち取った。“優勝宣言”して迎える新庄監督にとって2度目の春季キャンプ。新たな風に注目だ。

(Full-Count編集部)

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