“最後の1枠”なぜ横浜は落選した? 激戦関東…高野連が明かした“作新学院との差”
関東大会4強は確定、準々決勝敗退の作新学院と横浜で1枠を争った
3月18日に開幕する第95回選抜高校野球大会の出場校発表が27日に行われ、例年より4校多い36校の出場校が決定した。激戦となった関東・東京の7枠は山梨学院(山梨)、専大松戸(千葉)、健大高崎(群馬)、慶応(神奈川)、作新学院(栃木)、東海大菅生(東京)、二松学舎大付(東京)が選ばれ、横浜(神奈川)は無念の落選で補欠校となった。
高野連は関東5枠の選考理由として大会結果を挙げた。秋季関東大会ベスト4の健大高崎、山梨学院、専大松戸、慶応は「選出校に値すると意見が一致しました」と確定。「5校目は準々決勝で敗れた4校の中から、初戦敗退の昌平、コールド負けの山村学園を除き、作新学院と横浜の2校を比較検討いたしました」という。
その中で、「投手力では横浜を評価する声が出ましたが、強力打線の作新学院を総合力で推す声が強く、関東の5番目に選びました」と説明。「横浜は1年生のときから甲子園を経験しているエースの杉山(遙希)投手が初戦で浦和学院を完封。準々決勝の健大高崎戦も力投しましたが、打線が2試合で4得点と振るいませんでした。1年生が多いので今後の成長に期待いたします」と話した。
(Full-Count編集部)