速球に対応できるバットの握り方 「代打の神様」が伝授…”イチロー流”でヘッドが走る

阪神一筋22年間プレーした桧山進次郎氏【写真:荒川祐史】
阪神一筋22年間プレーした桧山進次郎氏【写真:荒川祐史】

桧山進次郎氏が実演…計4種類のバットの握り方&ヘッドの走らせ方

 阪神一筋22年間プレーした桧山進次郎氏。通算1263安打を放った他、現役後半は“代打の神様”とも呼ばれた打撃の達人は、少年野球に邁進する子どもたちに向け、バットの握り方でスイング軌道が変わってくると解説。ヘッドを走らせるための握り方などを紹介している。

 バットの握り方は大別して4種類あると解説。下の手(グリップ側の手)で指先で握る、深く握るの2種類、上の手(ヘッド側の手)も同様に2種類で、これだけで合わせて4種類になる。どれが自分に合っているか「各自振りながら研究してもらうのが一番」と強調する。

 さらに“てこの原理”を使ってヘッドを走らせると速い球にも対応しやすくなると指摘。右手の小指をグリップにかけるように握っていたイチロー氏を例に、バットを短く持った場合でもグリップ側の手の小指を上げると、ヘッドが走り内角球をさばきやすくなると述べている。

「これも一度試してみてはいかがでしょうか」と桧山氏。バットのヘッドが走る感覚を体験してみてはどうだろうか。

(First-Pitch編集部)

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