大谷翔平、田中将大の前に2三振も…5年前の対戦から「進歩はしてるかな」
2013年以来の対戦で2三振1四球「田中さんは田中さんで経験を積まれている」
エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地でのヤンキース戦に「4番・DH」で出場し、2打数無安打2三振2四球に終わった。NPB時代の2013年以来、5年ぶりとなった田中将大投手との対決は、2打数無安打1四球。チームも1-3で敗れた。大谷は試合に敗れたことを悔やみつつ、「進歩はしているんじゃないかな」と振り返った。
初回2死一塁の第1打席は「しっかり見れていたと思います」というが、最後はスプリットで空振り三振。もっとも、「最後の空振りは際どいどころにしっかり制球されてたので、なかなか打てなかったかなという感じでした」と田中の投球に脱帽した。4回無死一塁の第2打席は四球も、6回1死走者なしの第3打席もスプリットで空振り三振。ここについては「最後の打席はあっちの方のペースに持っていかれて自分が振らされている感じじゃないかなと思います」と振り返った。
5年前から「差」が縮まっているかについては「今日の3打席だけではわからない」としつつ、「ボールの見え方だったりとかは進歩はしてるんじゃないかなとは思います」と手応えも感じた様子。一方で、「田中さんは田中さんで経験を積まれているので、難しい打席も多くなるんじゃないかなと思います」とも話した。
さらに、田中との対戦について「すごく勉強にはもちろんなりました」と語った大谷。チームが敗れたことで「何とか勝ちたかったなというか、勝てるチャンスがいくつもあったので、チーム単位でモノにできなかった悔しさが残るゲームだった」と振り返っていた。
大谷はヤンキースタジアムでの連戦で自身初の3試合連続無安打。打率.291となった。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)