大谷翔平は「MVPを獲れず満足していない」 指揮官明かす“本音”…今季へ「彼も興奮」
ネビン監督がMLBネットワークのラジオ番組で大谷について語った
エンゼルスを率いるフィル・ネビン監督が3日(日本時間4日)、MLBネットワークのラジオ番組「SiriusXM」に出演。大谷翔平投手への強い期待を明かし、昨年15勝&34本塁打を記録しながらMVPを受賞できなかったことに「彼は満足していなかった」と述べた。オフ期間も密に連絡を取り合っていたとし、補強を図った今季のチーム状況に大谷も「興奮している」と明かしている。
MLBネットワークは公式ツイッターで、ネビン氏が大谷について語った音声を公開。その中で「彼がチームにいてワクワクしている。彼は多くの称賛を受け、栄誉を手にしてきた。去年よりさらにいいシーズンを送ることを確信している」と強い信頼を口にした。そして「彼はMVPを獲得できず満足していなかった。それだけは言える」と強調した。
さらには「彼は勝つことを何よりも重視している」とも。オフに球団が積極的に補強を図ったことを受け「加入した選手たちについて彼も興奮している」と語る。チームはこのオフ、タイラー・アンダーソン投手、カルロス・エステベス投手、ジオ・ウルシェラ内野手、ブランドン・ドルーリー内野手、ハンター・レンフロー外野手らを獲得している。
また、オフの間も大谷と密にコミュニケーションを取っていたとし、「この先のチームの見通しを受けて、彼は(2023年の)スタートを切るのを楽しみにしている」とも述べた。昨季途中にコーチから監督代行となり、今季は正式に監督として采配を振るネビン氏にとって、大谷の存在はとてつもなく大きいようだ。
(Full-Count編集部)