大谷翔平が“自動車強襲弾” 左中間へ特大130mアーチ…キャンプ前から超速仕上げ
26スイングで12本の柵越え、小さなテークバックでキャッチボール
エンゼルスの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、米アリゾナ州テンピのキャンプ施設で自主トレを行った。フリー打撃では26スイングで12本の柵越えを記録。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)へ順調な仕上がりを見せた。
豪快なアーチショーだ。3セット目、大谷が左中間へ引っ張るように振り切った打球は左中間へ。フェンスを軽々と越え、左中間後方を走る道路に弾んだ。推定飛距離130メートルの特大弾だ。幸い駐車場が空いていたために直撃することはなかったものの、あわや自動車に当たりそうな特大アーチだった。
キャッチボールでは約50メートルの距離を取って行った。投球フォームは昨季よりテークバックが小さくなった印象だ。シーズン中と同じように水原一平通訳がカメラで撮影しながらの練習。投手としての調整も余念がない。
この日がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する投手の集合日。キャッチボールとフリー打撃の間には全力疾走を繰り返した。エンゼルスのバッテリー組のキャンプインは15日(同16日)となっているが、早い仕上がりを見せた。