広島から戦力外の速球派右腕が社会人へ 1試合4発男も…セガサミーが新戦力発表
田中法彦投手は昨秋の合同トライアウトにも参加
社会人野球のセガサミーは16日、2023年の新加入、採用予定選手を公式ウェブサイトで発表した。昨季まで広島でプレーし、戦力外通告を受けた田中法彦投手ら6選手が名を連ねている。
田中は2018年のドラフト5位で菰野高(三重)から広島入り。2020年には1軍2試合に登板して被安打1本、無失点の記録が残っている。12セーブで2軍ウエスタン・リーグのセーブ王にも輝いた。ただここ2年は1軍登板がなく、昨秋戦力外通告を受け、12球団合同トライアウトにも参加していた。
ほか5人の採用予定選手は全員大卒で、田中と同世代となる。神戸国際大付高(兵庫)で2017年春夏の甲子園に連続出場し、近大でも昨春の大学選手権で本塁打を放っている谷口嘉紀外野手や、星稜高(石川)時代の2018年夏、県大会決勝で1試合4本塁打した竹谷理央外野手の名前もある。新たな力を加え、4強の壁に跳ね返されている都市対抗野球の制覇へ挑む。