大谷翔平は登板数増加か ネビン監督が「5.5人ローテ」構想、6番手は臨機応変
地元紙は右腕バリアを最有力候補に指名
大谷翔平投手が所属するエンゼルスのフィル・ネビン監督が、今季のローテーションについて言及した。地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」は、先発6番手について「スイングマンが務める」と1人で複数の役割をする投手が担う構想を明かした。
大谷が投打二刀流を務め、昨季は6人でローテーションを回していたエ軍。「昨季と違い、エンゼルスは先発6番手を飛ばして、トップ5(のローテ)をもっと投げさせる計画だ」と見通しを述べ「6人というより、5.5人ローテになるかもしれない」とした。
大谷とタイラー・アンダーソン、パトリック・サンドバル、リード・デトマーズ、ホセ・スアレスが現状の5人。6番手にスイングマン戦略を採用することは「その他5人の登板機会を増やすことになる」と指摘。さらに「6番手にハイブリットな役割を求めることは、ハイメ・バリアにとって有利になる。彼は、メジャーの先発と中継ぎとして時々成功を収めている」と右腕を最有力候補に指名した。
バリアは昨季35試合に登板したうち、救援で34登板。防御率2.61をマークした、近年は先発で苦しんできたが、2018年は先発として防御率3.41をマークしている。その他の候補としては「(マイナー)オプションを使い切っている左腕タッカー・デビッドソン、右腕グリフィン・キャニング、クリス・ロドリゲス、チェイス・シルセスが挙げられる」と占っている。
(Full-Count編集部)